隠岐の島ゲストハウス佃屋では、繁忙期に住み込みでお手伝いをしてもらい、お給料の代わりに住む場所と食事を提供するというヘルパー制度を採用しています。
これまでにヘルパーとして佃屋に滞在してくれたのは7人。
もちろん、単純なお手伝い要員としての必要性もあるのですが、これまでのヘルパーさんたちとの繋がりを改めて振り返ると、それ以上にとても大切にしたいものをいただけたなぁ、とつくづく感じています。
そんなわけで、今年からはなるべく色々な方に、佃屋にヘルパーとして滞在してもらいたいな、という考え方に変わってきたのです。
30代すぎて親友のような心の友ができたり、
毎年何度も繰り返し遊びに来てくれる子がいたり、
隠岐に長期滞在することによって人生に対する考え方が変わった、という子がいたり、、、
▼こないだ、偶然にも歴代ヘルパーさんたちが4人も集まった1日がありました(集合写真撮り忘れましたけど)
そして、今期3人目のヘルパーさんは、なんと初の男子!!
非常にざっくり言うと、「海が好き」ということで応募してくれた彼、きーちゃん。
釣りグッズを持参し、隙間時間に海へ向かう彼に
「何時間くらい釣りしていられるの?」
と聞いたところ
「いくらでも。釣れるかどうかではなく、ただ防波堤に立っていることが至福の時間」
…なんて素敵な感覚。もう隠岐に住んじゃいなよっていいたいw
とにかく仕事が丁寧なきーちゃん、掃除も仕込みもわたくし大将とは天と地との差もありそうな美しい仕上がりぶり。。
そんなきーちゃんにめちゃくちゃ懐きまくるタロー
弟のような、もはやファミリーです。
そういえば、今年からヘルパー応募が格段に増加しています。
ゲストハウスが増えた事で、このヘルパー制度がようやく知られて来たのかなと感じています。
何年か前には、「お給料も支払わずに人を募集するなんて!」的な意見をいただいたことがありましたが、それでも応募してくださる方々はみなさんお金では得られない経験をしてくれている、と私は思っています。
泊まりに来るゲストの方々も良い意味で変な人wが多く、なかなか普通に生活をしていたら得られない出逢いもたくさん。
個人的にはこんなヘルパー募集があったら応募したい!と思えるような内容かとは自負しております…まぁ好き好きなので、詳細は面接のフィーリングで確認しますが、、
私自身人付き合いが得意じゃない方なのですが、ヘルパーさんとは本当に良い関係を毎回築くことができ、嬉しい限りです。
一定の時間一つ屋根の下で過ごすって、やはり特別なことなんですね。
ヘルパー募集に関して、というかしみじみと幸せを感じているという自慢話でした(・∀・)
さぁまだまだ暑い夏、楽しんでいきましょう。
【おまけ】
きーちゃんが撮影してくれた良い感じの写真。