働くということについて、考える。
まずは、かなり普通じゃないスタイルなもんでアレなんですけど、
私の働き方について、少し。
現在の私のお仕事は、春~秋はゲストハウスのお仕事、
これに加えてwebサイトの制作も併せて行っている。
まずはゲストハウスのほうのお仕事はというと、
主な業務内容は言ってみれば「生活」だ。
お掃除して、畑を耕して、狩りにでて、ご飯作って。
そしてあとはお客さまとみんなで宴会。
もともと家事は好きなうえ、仕事でないにしても必ずやらなければいけないことなので、
これを仕事として一括しておこなえるのは非常に効率のよいことである。
そして、お夕飯の宴会中、みなさんと楽しく飲み食いしながら私がよくいう言葉。
「これでも私いま、仕事中なんですよ~」
そう、愉快な仲間たちと楽しく宴会をすることがお仕事だなんて、なんとスバラシイ。
もちろん、生活の中にまるっとお仕事が入り込むのはストレスもありますが、
夏のシーズンだけ、と思えば楽しめるものです。
(そういう意味では、ヘルパーさんはお手伝いよりも、私のメンタルを支えるという役割が非常に大きかったと思う。感謝。)
そしてwebのお仕事。
これは元々会社員時代からずっとしていたお仕事なのですが、
ご縁あって、現在はフリーで島内の企業さまのwebサイト制作・運営をいくつか担当させていただいている。
これがまたスバラシイお仕事で、PCひとつでどこでもお仕事ができる。
というわけで、冬場は松江に住んでみたり、実家に帰ったり旅に出たりしながら、と、自由なスタイルを確保させていただいている。
さて、本題。
働く、ってなんだろう。
自営業と雇われてのお仕事では、まずその存在そのものが異なってくるが、
ひとつ、これは必ず言えるだろう、ということを。
「お金を稼ぐ作業」としての仕事について。
・商売をするからにはしっかり利益を出して、そしていろいろなところに還元する。
・組織に属して働いて、お給料をいただいて、生活を組み立て家族を養う。
貧しい時代は過ぎ、バブルなんて知らない世代も多い現代。
仕事に夢を持ったり、あらゆるスタイルで働き・実現することができる今の世の中。
自分で選べる道がこんなにもある贅沢な状況に感謝して、しっかり働いて、いただいたお金を趣味なり家族なり新しい事業なり、あらゆることにドンドン使えばいい。
厳しい時代を生き抜いた人々の生き様だとか価値観に敬意を表しながら、今わたしたちはいかに働き・生きることができるのか。
やれ社畜だ、ブラック企業だ、とか言いますけど、属してる自分にも責任はありますからね。
おかしいと気づける感覚、抜け出せる行動力も養っていただきたいところです。
自身がおこなったあらゆる行動に、きちんと自分なりの理由を説明できる、周りのせいにしない、そんな人間であれるよう、日々意識しながら。
かしこ