佃屋、おかげさまで、4年目突入です。
これまで、家族との絡みもあって(夫が単身赴任だった)、冬場は毎年隠岐の島を離れていたのですが、今年からは、がっつりみっちり隠岐住民です。(夫の職場の辞令はまだ出ていないので、よっぽど意地悪されない限り、ですが、、)
さて。
たまにイベントでトークをさせていただくことや、インタビューをうけることがあります。
テーマとして掲げられるものが、「地域〜(ほにゃらら)」的なことが多いのですが、
私は、地域づくりをしようなんて気持ちはこれっぽっちも無いです。
語弊があるといけないので追記しますが、私なんかに地域づくりなんて凄いことができるわけがない、という意味です。
とはいえ、その地域を作っていくのは住民ひとりひとりなので、そういう意味ではひたむきに励んでいきたいとは思いますが、先頭立って地域ひっぱっていくぜ!なんてことは全くしておりませんし、やるつもりもないし、できる技量がまずないのです。
なので、違和感を持つことがあるんです。
外からやってきて、その筋の専門家でもなく、経験も無い人間が、「この地域どうにかしてやるぜ!」的なハイテンションでいると。
言いたくなりますよ、ここに先祖代々住んで無い人が、ここにこれから数十年住む覚悟があるかも分からない人が、自己成長なのかただ楽しみたいだけなのかでやって来て地域を改革しようだなんて、そんなことはできないと思いますが、と。
私は、今の中村が、隠岐の島町のライフスタイルが好きです。(あ、上の写真は、西ノ島ですねw)
だから、派手な躍進は正直いらないと思っています。
観光地として有名になったり、Iターン者が町にあふれたりしたら、今の状態と変わっちゃう気がするし。
ただし、現状の「このまま」を維持するためには、このままではいけないんだろうな、少しずつ失われていってしまうんだろうな、とは思っています。
都会には無い豊かな暮らしにしっくり来て、幸せに暮らせる人が増えるのは素敵なことだと思う。
けれど、個人のステップアップのために田舎を足蹴にするのだけはやめていただきたいと思った、今日このごろ。
なんだか心がドロドロしているのかもしれない、こんなこと書いてしまうなんて。
昔からひねくれ者なんです。
とにかく!いよいよ3月、隠岐暮らし再開まであと少し、本当に楽しみです。
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