お久しぶりです。
この度、さり気なく大きいことをしました。
実は、宿名を「隠岐の島ゲストハウス 佃屋」から、「食彩と暮らしの島宿 佃屋」に変更いたしました。
ゲストハウスブームの先駆けに、島で最初のゲストハウスとしてこの佃屋を立ち上げてもうすぐ10年・・・私もすっかりアラフォーになりました。
立ち上げ時は20代後半だったこともあり、ゲストハウスという位置づけに違和感が無かったんですが、
・当時はまだまだマイナーだったがゲストハウスブームが来てしまった(私はずっとずっとマイノリティでありたい)
・子供ができて生活スタイルや求めるものが変わってきた(個人経営の宿は宿主の生活の変化に伴って変わっていくと沖縄のお宿で聞きました)
・10年の時を経て価値観が変化してきた(20代前半はバリバリ一人旅だったけど、私自身もうこの歳でゲストハウス泊まりに行こう!とはなかなか思わなくなってきた)
そんなこともあり、そろそろ「ゲストハウスオーナー」と名乗るのがしんどくなってきたんですよね~w
その一方で、「ゲストハウス×隠岐の島」という検索を逃すのがずっと怖かったんですけど、そろそろ地位も確立(笑)してきたし、リピーターさんも多いし(最終的には全員リピーターひいては友達で固めたいと思っている)、ゲストハウス=安い宿と思って泊まりに来る人は要らないし、もうそこに頼らずともやっていけるかな、と。
コロナ渦を経て、貸し切り営業が増えてきたけれども、やっぱり何組かが一緒になって、食卓を囲んでいるときが一番佃屋らしいな、と、これだけは忘れてはいけないな、と心に刻んでおります。
佃屋というものを目指してくれる人々に支えられつつ、これからも旅の目的地になる宿であるよう、唯一無二の宿屋を創り続けていきます!
今後ともどうぞよろしくお願いたします。
食彩と暮らしの島宿 佃屋 宿主 宮本咲季