話しはさかのぼって8月8日。
この日は中村海水浴場で「第一回夏の花火祭り~今年は武良でドンパチ~」が開催された、中村史に残るであろう記念すべき一日でした。
大将も実行委員のメンバーとして参加しておりましたので、今回はそのレポートを。
みなさんから寄付していただいた布で作ったガーランドフラッグで会場を飾り付けしました。
島のお子様から年寄りまで、果ては佃屋のお客様から海を越えて送っていただいた布も。
メンバー手作りの会場MAP。
隠岐の、中村海水浴場ならではの立地を生かして、特別な空間づくりをしようと冬の間から計画をしていた会場ロケーションです。
海を臨むステージには竹のやぐらを設置。
竹の切り出しから、地域の方や企業のたくさんの方々に協力していただきました。
そしてこの日の舞台の足元はなんと畳!
突如の地域の方々のアイデアでできあがった、特別な特別なステージなのです。
そしてこの12畳のステージでリハーサルをおこなっているのは、福岡から来てくれたシンガーソングライターのsaara。
実は大将の東京時代からのお友達なのですが、花火大会に唄を届けに駆けつけてくれたのです・・!
松林の前に並ぶワークショップブースにも、ガーランドを飾り付けていきます。
布雑貨でおなじみの2ndlaboさん、筆アーティストの古居昇悟さん、似顔絵師のや~まんさんなど、島根の本土のみなさんもワークショップブースに参加してくださいました。
そして夕方のステージ開始まえ・・・浜辺には続々と人が。
西郷港から車で30分ものアクセスがかかるこの中村で、どれだけの集客が得られるかは未知数でした。
そしてわたくし今年も司会としてまいけるさんとステージにあがらせていただきました^^
オープニングはこちら!中村保育所の子供たちによる、おばけ花火音頭!
「島の宝だね」の言葉に感動しつつ、元気いっぱいの姿を見つめました。
こちらはフラサークル「プルメリア」さんのフラダンス。
地域とのかかわりも大切にしよう、というのがイベントのひとつのテーマでもあります。
ということで登場していただきたのは、中村民謡研究会のみなさま。
「中村海水浴にこんなに人が集まっているのは見たことがない!」と喜びのコメントも。
ステージ構成の狙いは、花火にむけてしっとりと、それでいて着実にムードを高めていくこと。
このイベントにピッタリだ、ということでお招きした、アーティストの二人にまかせます。
そしてついに花火の打ち上げ。
一発ごとに子供たちの、大人たちの歓声があがるのは、なかなか花火をお目にかかれない隠岐の人々ならではのリアクション。
そして感動のグランドフィナーレ。
自然とそこかしこから拍手があがり、打ち上げ終了。
花火の発数でいったら、本土の大きなお祭りには到底かなわないのですが、
感動の大きさでいったら、こんな素敵な花火はそう見られない、そんな感想をたくさんの方々からいただきました。
花火が打ちあがるまでのストーリ、その裏側にいる人々の存在が、お客さまにも伝わったからこそ、隠岐の島でしかできないイベントとなりました・・・。
第一回の開催ということで、メンバー一同も終始バタバタしておりました。
本当にたくさんの方々にご協力いただいたからこその成功となりました。
花火大会が終わって1週間がたちましたが・・・あの特別な日はどこか遠い日々の出来事のような、それでいて鮮明に思い出せるような、不思議な想い出として心に残っています。
来年は、どんな場所でどんな花火を打ち上げることができるのか・・・LIGHT UP NIPPON OKIの活動はまだまだ続いてゆきます。