島の食材といえば、海鮮がメインですが、本日は一風変わった「牛肉」のおはなし。
隠岐の島の伝統行事といえば、牛突きがありますよね。
島流しに遭った後鳥羽上皇を慰めるために始まったこの行事は、
未だに島内の大きな行事として伝承され続けています。
わたしも去年、毎年9月1日の「八朔大会」(都万村)に連れて行っていただきました。
t(トン)レベルの巨牛たちのバトルはなかなかの見応えでした。
何でも、負けてしまった突き牛は食肉にされてしまうそうで、、
そんなモォーちゃんのお肉をいただきました・・・!
「力士」のお肉ですからね、筋肉が多いのか、
「とても固い」という事前知識をいただいていたので、
そのまま焼くのではなく、ちょいと凝ってみることに。
★突き牛肉のビーフシチュー★
赤ワインとハーブにお肉を漬けこんだあと、
野菜とトマト缶、ブイヨン、コンソメで2時間ほど煮込みます。
味が濃い目だったので、今回はマッシュポテトを添えてみましたが、
これが相性バツグンで功を奏しまくり!
しっかりと裏ごししてなめらかに仕上げるのがポイントです。
(唯一残念だったのは、あんき市場で地産のじゃがいもが手に入らなかったこと)
お肉の固さが気にならないくらい柔らかくって絶品でした^^
★突き牛肉のローストビーフ★
ブロック肉を塩麹で漬けこみ、ショウガ&ニンニク&ペッパーをすりこんで焼き目をつけたあと、
赤ワインソースに漬けこんで湯せんに投入。
野菜とソースを添えて、彩鮮やかに盛り付けます。
味をしみこませてあるので、お肉を噛めば噛むほど味が出てきます。
突き牛肉にうってつけのレシピでは?
どちらもめちゃめちゃオススメです。
詳しいレシピを知りたい方がおりましたらお教えしますよ~^^
というか、突き牛肉を持て余している方(いるのか!?)ご連絡ください、
パーティーしましょう!笑
合わせて飲むのは、もちろん赤ワイン。
ワイン先生に買い占められる前に最後の1本をGETした「DON ROMEO」。
リーズナブルワインで売れ筋の「王様の涙」。
個人的には後者がドハマり!これで破格の480円。面谷さんにダッシュです。
いただいた食材で、思考を凝らせて料理をするのはとても楽しい。
日々の糧に感謝をしながら!