この冬季休業期間中に、料理のスキルを磨くべく、ベトナムはホーチミンに息子タローと二人で一か月とちょっと滞在してまいりました。
もともと料理は趣味で独学のみの私・・・自分自身が食べる・呑む・作る、が大好きなので、ゲストハウスを始めてからよりその機会が増えて来ました。
そして、「食」が好きな人達ともっともっと繋がりたい、食材が豊かな隠岐の島の良さを伝えたい!ということで、より一層料理に力をいれて行きたいと考え、今回の武者修行の旅を催行したのでした。
通っていたのは、日本語OK、子連れOKの料理教室「ヴァンダイエット料理教室」。
お茶目で丁寧なヴァン先生に、日本でも作れるような本格ベトナム料理をたくさん教わってきました!
「何故ベトナム料理?」と思われる方、多いですよね・・・理由は大きく2つあります。
1つは、ベトナム料理はまだ日本ではそんなに知られていないから、というところ。
「フォー」と「生春巻き」は有名ですが、その他の料理って旅をしたことが無いとなかなか巡り合う機械が無いはず。
けれど、ベトナム料理って日本人の口に合うよなぁと思っておりまして。
タイ料理ほど辛くないし、野菜たっぷりでヘルシー。
隠岐の野菜や魚を使って、アレンジできるのでは、と考えたのです。
2つめは・・・単純にベトナムが暖かいからです・・・隠岐の冬は厳しいので・・・温暖な土地に逃避行したのでした★
近所の市場は毎日早朝から、野菜だけでなくまだ生きている魚やエビ・鶏(!)・蛙(!!)を売る人と求める人々で賑わう、気持ちの良い活気あふれる場所でした。
食が豊かな国って、本当に居心地が良い・・・
↓はずっと習得したかった「バインミー」(ベトナム風さインドイッチ)。
これをイベントのときに屋台で売れたらな~なんて考えております。
そして、ベトナムの美味しいものもたーーーくさん食べてきました(もちろん研究のため)。
今回初めて知ったのですが、ベトナムでは「貝料理」がとてもポピュラー。
赤貝・マテ貝・ハマグリに謎の貝(!!)など貝の種類がとっても豊富。
貝だけの居酒屋さんがズラリと並ぶお店があるほど。
これは「貝の王国」隠岐の島に必ず活かせるはず、とたくさん研究してきましたよ~!
ベトナムで定番の「ネギ油+ナッツ」。香ばしく焼いた貝にこれを載せるだけで、もうビール何杯でもいけます・・・
現在いろいろな食材で試作中♪
お客さまにもお出ししていくので、リクエストあればお知らせくださいね^^
【おまけ】
国を超えた長旅に付き合ってくれたタロー。
ベトナムは本当に子どもに優しい国で、たくさんの道行く人々がタローを気にかけてくれました。
(帽子をかぶれ、だとか、パイナップル食べ過ぎると口がしびれるぞ、だとか、老若男女問わずジェスチャーでコミュニケーションしてくれました)
若干2歳にしてカエルをモリモリ食べたり
贅沢にエビをかっ食らったり
指さしオーダーで丸魚を注文してかぶりついたり(さすがの店員さんも苦笑してました)
とっても実りある滞在となりました。
さて、試作を繰り返して、グランドメニューに追加しますよ!!