ここのところ、海外のゲストさんに食事を褒められる佃屋です。
長い旅に泊まるとどうしても、外食やら「宿的なごちそう」が多くなる中、佃屋では家庭料理を食べることができるので、それが良いのかもしれない。
隠岐の島は本当に食材が豊かなので、シンプルに調理するのがいちばん。
畑上手なご近所さんにいただいた新玉ねぎの早生は、ホイルに包んで炭火へ放り込むだけ。
たろーも喜んでひと玉たいらげます。
プリップリの岩牡蠣は、レモンを添えずに酸味のある白ワインはいかがでしょうか。
せっかく火をおこすなら、杉板に魚を乗せて、ハーブやら柑橘をあしらって蒸し焼きにする「プランクバーベキュー」。
この味わいを体験したことのある方は、なかなかいないのではないでしょうか。
あれ、家庭料理のはなしをしていた割にあまり家庭料理ぽくなかった?
シェフが作るほどの凝った料理でもなく、普段食べている家庭料理でもない独特のラインなのかもしれません。
ちなみにたまにお客さんが居ない日には、ビールに合う居酒屋メニューを作ってます。
しみったれた場末の酒場が大好きです。
「おんな酒場放浪記」に出演するのが夢です。
お子様連れが重なったある日、みんなで花火をしたり、歯磨きをしたり。
はじめはいきなり田舎の家にやってきて緊張気味だったオージーのボーイや、都会から来たかわい子ちゃんも、ちょっと経てばスッカリこの場を楽しんでくれたのです。
昼の観光中に「僕はリトルボーイ(タローのこと)の家に帰りたいんだ」と言い続けていたというオージーの男の子。
仲良くなれて本当によかった!
気候の良いシーズンがやって来まして、「美味しく、ゆるく」楽しむ日々です。
【おまけ】
先日の島祭りにて、「みんな」に囲まれるタロー。嬉しいくせに緊張気味。
中村の運動会で、パン食い競争に参加。
「プッチー」とパンを取ったことが素敵な思い出になったようです。