隠岐の島には、都会にはない豊かな暮らしがあります。
都会に漠然と憧れて住み続けていた私が、本当は野菜作りや釣り、季節の保存食づくりなど、田舎暮らしのほうが本当は好きだったことに気づけたのは、この島の暮らしを知ったおかげです。
あなたの求める暮らしの姿って、どんなものですか?
過労死問題、話題になっていますよね。
私もweb業界で働いていた為、サービス残業はあたりまえ、休日出勤もしょっちゅう、なんて経験はあります。
その場に居ると、それが正義、当たり前と思うようになるんですよね。
そしてそれができない自分がダメなんだと・・・。
明らかにこれは病んでいる状態ですよ。でも渦中にいると、見えないんです。
そんな悩みを抱えている人、特に都会にはとっても多いんだと思います。
都会で暮らしているとき、疲れた顔のサラリーマンたちが満員電車から無表情に降りてきて連なる姿をみて、
「ここにずっと住み続けてこの生活を続けていきたくは無いな」と漠然と思ったことがあります。
日本人はいま、何のために働くか、を見つめなおす必要があるような気がしています。
何のために働く?
お金のため?自己成長?社会貢献?
お金のため、と割り切って、多少辛くても稼いだお金で休日を思い切り楽しむタイプなら良いと思うのです。生活を楽しめているから。
病んでしまいがちなのは、明確な目的が見えなくて、自己成長という果たして何のためなのか不透明なもののために、体も心も酷使して邁進してしまっている状況。
ひたすら働いて出世して、それこそが人としての正しい道だと思い込んでいる人、私もそれでした。
でも、今バッサリと暮らしを変えてみて、言えること。
自分の求める暮らしを最優先して良いんです。
ストレスから逃げたって、つらく苦しい状況から逃げたって、良いんです。
私も、周りに迷惑をかけて逃げ出したことがあります。
それでも逃げ出して、本当に良かった、と今では思っています。
本当の豊かさというものは何でしょうか、人生の充実とは何でしょうか。
考え方は人それぞれです。だからこそ、自分が求めている暮らしというものを見つめなおせる人が増えますように・・・。
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隠岐の島の人の幸福度が高いのは、「食が豊か」というのがあると思います。
野菜も米も育てているし、魚介類も豊富。
食べ物があるから、そんなに一生懸命働きまくらなくても、生きていけるのです。
だからこそ、この島には都会にはない豊かな暮らしがある。
今の暮らしに疑問を持って生き続けている人、「ほっとひと息安らぎの島」(←町が掲げているスローガン?、なかなか的確な表現なんですよね)こと隠岐の島の暮らし体験にいちど訪れてみては・・・会社をズル休みしてでも。(電話で「今日は会社休みます」って言ってくれる人、紹介しますw)
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