【4月からの営業について】
佃屋という場所は、「人にとって、必ず必要なものを供給している」わけではありません。
この仕事がなければ、人が生活を営むことができなくなる、という類のものではないんです。
皆さんの生活で、プラスアルファでの特別な楽しみを提供する場所、それが佃屋です。
幸いなことに、人を雇っている大きな宿でも無く、なんとしてでも営業をし続けなければいけない理由は無いというのが今思い至った答えです。
自分だけでなく、家族、友達、島の人々、佃屋に来てくれるお客さん、同業の方々…大切で大好きな関係者がたくさんいます。
ここは、大きな決断をするときが来ているんだと感じております。
現時点では、宿泊部門はGWからの営業開始を予定しており、それまでは島民向けプランのみ受け付けとさせていただきます。
ただし、今後の状況をみて宿泊受け入れは延期となる可能性があること、ご了承くださいませ。
みんなが安心して、胸を張って旅を楽しめる日が来るまで、ここは踏ん張って耐えましょう!
佃屋としては、それまで発酵食品を作ったり、新しいレシピを開発したり、施設のメンテナンスをしたりして、日々をなるべく楽しく過ごしながら、みなさんにお逢いできる日を待ち構えることにします。
2020.3.31 佃屋オーナー宮本