を、振り返るような時期になりましたね。
今年は、久々に自分を取り戻したなぁという一年で、ほんっっとうに楽しかった。勘もガンガンに冴えてた。
仕事では、「宿泊の営業休止」という決断をした。
これによって、今までやっていなかった島民の方向けのサービスを開始したこと、
料理を武器にして集客をすることができたこと。これはとても大きいことだった。
逆境でこそ燃えるタイプではあるのだけれど、そこで実績を残せたことは、とてつもなく大きな自信になったんだ。
いつでも、「世間の常識」に囚われたときほど、後で考えて失敗したなぁという決断をしてしまう。
自分の感覚で、自分の頭で考えて、決断することを恐れないし怠らない、これとても大切。
時代を作るのは、いつでもほんの僅かな変態たちなのである。理解してもらえなくたっていいよ。
あ、でもね。
今年は「変態仲間」が増えた年でもあったの。
自営業仲間、戦友みたいな仲間、「あ、あなたも変態だよね、そのライン越えちゃってるよね」と笑って言ってくれる人。
自分らしくいればいるほど、一緒にいて心地の良い人たちが集まってきてくれるもんなんだなぁと。幸極まりない。
逢いたい人にもたくさん逢えたし、思ってもない方が逢いに来てくれたり、調子乗ってあらゆるところに逢いに行きまくったり…日本が狭くて交通網の整った国で本当に良かったよ。
こんな今年だったからこそ、久々でも顔合わせられた人たちは、ずっと繋がって行く関係なんだろうなぁとしみじみ…これからも、深く狭く。
そうね、35歳という年女を目前にした一年は、「あらゆる場面で今までの経験を活かす」という30代ならではの醍醐味をフル活用できた気がする。
来年は、ここに、もっともっと深みが加わっていくといいな。
まずは営業再開、バリバリ仕事するのがほんと楽しみで仕方ないよ!
2020.12月某日 佃屋の宮本咲季
かしこ